みなさんこんにちは！
株式会社リクルートエンジン｜採用代行事業部
デンタルリクルート ゼネラルマネジャーの佐々木沙織です。
今回、歯科の採用に関するノウハウをお伝えしていきます。
はじめに
歯科医院の採用はより複雑化し、難しい時代になっています。
本稿では、歯科医院が効果的な採用活動を行うための具体的なノウハウを紹介します。
求人の”見せ方”について
- どの職種を募集するのか
- その職種の具体的な業務内容、役割
- 必要なスキルと資格の明確化
応募者に求めるスキルや資格を明記します - 給与や昇給、福利厚生といった待遇面も盛り込み、魅力的に映る”見せ方”にすることが大切です。
見せ方一つで求人から医院の印象も変わってくるため、とても重要なのです。
例えば、歯科衛生士さんを募集するとき「意欲の高い方を募集しています」と記載しても、求職者の気持ちになってみると魅力的に感じませんよね。
もちろん歯科医院からすると意欲の高い方が欲しいのですが、今は求職者が医院を選ぶ時代です。
何よりも求職者目線になって求人を出す。これが大切です。
ペルソナについて
求人広告は、求職者に医院を知ってもらう大切な手段です。
- 医院の特色をアピール
新しい設備や技術、独自の治療方針など、医院の強みを強調します。 - 職場環境や雰囲気
医院の文化や働く環境を詳細に記述し、応募者の興味を引きます。 - キャリアパスの提示
将来の昇進やスキル向上についても触れることで、長期的な成長を考える候補者を惹きつけることができます。
これだけでは弱く、ペルソナを設定することが必要です。
ペルソナとは、一言で言うと架空のユーザー像です。
欲しい人物像はどのような人物なのか。
- 28歳
- 住まいは東京都渋谷区
- 独身
- 一人暮らし
- 趣味は買い物 など
詳細に設定することでその人に向けた訴求ができ、求職者に響くようになります。
実際ペルソナを設定してもペルソナ以外の人から応募が来たりするのですが、それは「魅力的な求人に見えたから」なんだと思います。
ペルソナを設定すると歯科医院にマッチする人物から応募を募ることができます。
選考プロセスの整備
選考プロセスを効果的に整えることが、優秀な人材の確保に繋がります。
- 書類選考：歯科助手（無資格者）のみにしてください。
歯科医師や歯科衛生士は需要が高いため、書類選考をすると逃げられてしまいます。
そのため、書類選考は歯科助手（無資格者のみ）にすることが理想です。 - 面接は1回で仕留める
一次面接、二次面接と、何度も選考を重ねるたびに求職者は離脱していきます。
有資格者の面接は一回で仕留めましょう。
また、良い方であればその場で内定を出すとより承諾率も上がります。
検討し一週間後に連絡します。など伝えてしまうと、良い方であれば他の歯科医院に取られてしまいます。
見学・面接時の院内の雰囲気作り
魅力的な職場環境は、求職者が見学や面接に来たときにとても重要です。
見学案内するスタッフがぶっきらぼうで笑顔もないと、求職者さんは「このスタッフさんと働くのが嫌だな」と思ってしまいます。
見学や面接に来ていただいたときに「こんにちは！」と笑顔でスタッフさんがお出迎えしてくれると嬉しいですよね。
これも、求職者目線で考えてみると良いと思います。
最後に
今回、採用においてのノウハウを記述させていただきました。
より多くの方の参考になればと思います。
