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歯科医院の面接担当が知っておくべき面接・見学時の成功ポイント

2024.12.25

こんにちは。髙比良です。
医院での見学や面接対応に慣れているという院長先生はあまりいないでしょう。面接に苦手意識がある先生、選考や内定辞退の多さに悩んでいる先生へ。求職者から選ばれる医院になる上で大事なポイントを解説します。

まず、第一印象はお互いに大事な部分ですよね。求職者目線でも「面接時に対応してくれた院長やスタッフ」の印象が、そのまま法人や医院全体の印象に直結することを念頭においてください。
院長先生以外が面接官として対応する際も、この部分はしっかり事前打ち合わせをおこない対策を話し合いましょう。

ここまで遜ってお伝えするのも、やはり「医院が選ばれる時代」に突入しているからです。歯科医院では働き手、特に有資格者(歯科医師、歯科衛生士、技工士ら)が手薄になっている状態です。
ですので、「求職者を存分に選定して内定者を決めたい」と思っている先生は、まずこの考え方と時代が逆行している部分から意識改革が必要かもしれません。スタッフのマネジメントについてはまた別途記事を書こうと思います。

話を戻しますが、この”求職者を歓迎ムードで対応すべき時代だ”という点では、「求職者から発信された情報は、別の求職者にとっても影響力が強い」ので、見学や面接時に求職者を無碍に扱うことを控えたいのです。

聞いちゃってませんか?!リスクがある質問例

先生がより求職者のことを知りたいという気持ちは大いに賛同できますが、中には取り扱い要注意な質問があります。
例えば…宗教や政治に関わること・国籍や出身地を安易に聞くこと・家族や家庭環境、交際状況を聞き出そうと躍起になること、です。
事前準備としては、提出された履歴書や職務経歴書を隅々までチェックし、面接シートにある基本質問にさらに追加質問を書きだしておくといいでしょう。
上記以外でも「これはセンシティブな質問かな…」と先生が思う部分は、クッション言葉(本題の前に相手に気遣いや敬意をはらう言葉)を用いてみてください。

求職者のことを引き出せる質問テクニック!

まずは面接時の空気感について。
面接時間は緊迫した雰囲気が流れることも否めないですが、緊張感がありすぎると聞きたいことが聞きだせなかったり、求職者も思っていることを言いづらかったりします。そのため、人となりを公平に見極めるのが困難な状態にもなりかねません。
和やかな雰囲気を作る工夫として、

・求職者の名前を覚える、面接中は名前で読んでみる(「そちらさんは~」「おたくは~」などNG)
・時間厳守
・相手の目を見て話を聞く、話をする
・面接にきてくれたお礼はちゃんと伝える
・笑顔で接する

ざっと、こういうったところです。

そして、大事な質問については「5W1H」を意識すると、求職者のことを深堀りすることができますよ。
まずは簡単に「yes no」で答えられる質問がいいでしょう。
そこから、「それはどのような経験ですか?」「なぜそう感じたのですか?」とより具体的に話を掘っていくことで求職者の人間性も見えてくると思います。

見学タイム、ほっといてませんか?!

最後に院内見学の対応について注意したいポイントです。
まず見学の時間ですが、職種によって適正な所要時間があります。
歯科助手受付の場合は15分前後。お仕事未経験の場合が多いため、そういった場合は見学と合わせて院内のお部屋案内をしてみたり、どういうお仕事をするか具体的にスタッフさんから説明もあるとイメージがわいていいですね。
歯科衛生士や歯科医師の場合は30分~長くても60分といったところでしょうか。この場合に「とりあえず見せたいから1人にさせて60分じっくり見てもらう」といったことをおこなってませんか?
30分以上の長時間尺で見学を設ける場合はしっかりタイムスケジュールを決めましょう。

前半はスタッフがついて院内のお部屋案内(ここで院長もさらっと挨拶できると◎)、次に診療中の様子を一緒に見学(ここで他の働いているスタッフとお話しできると◎)、最後は少し1人でもゆっくりみていただく時間が数分あってもいいかと思います。

最後に。ご辞退される応募者から「見学でいまいちだった点」をヒアリングしまとめてみました。

・スタッフさんたちと挨拶を交わせず見学が迷惑そうに感じた
・見学中べったりついて、ずっとスタッフさんの愚痴を聞かされた
・見学中「何かあれば呼んでください」と言われたあと30分放置された。そのあと急に面接に呼ばれた
・スタッフさんが険悪なムードで会話していたり、院長がスタッフさんに怒っているのが気になった

 

皆さん心当たりはありませんか?

求職者の方々は「ここで自分も働くイメージ」を持ちたくて職場見学に来られますし、それをイメージしてもらうことで、その後の面接で求職者からより具体的な質問が出てくることもあるため、
見学と面接を同日でおこなうのが、一番求職者の確度も高く内定承諾率も高くなります。

「じっくり見学させているのに、内定辞退されているな」と感じる先生は、まず上記を振り返ってみてくださいね。

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